レーザ光による非接触・非破壊式のセンサで、土石流や斜面崩壊が起きる危険区域を監視して、発生を迅速に知らせます。
国内の土石流危険渓流の数は、約180,000渓流あります!
(平成15年3月に公表された国土交通省の調査による)
土石流の流路に向けてレーザ光を照射し、地面に当たって帰って来る反射光を受光して、その時間遅れから距離を計算します。
そして、流路を横断するようにレーザ光をスキャンして断面形状を計測します。
土石流が発生すると断面形状が変化しますので、これを捉えて検知出力を出します。
土石流が一旦治まった後でも、再び断面形状の変化があると検知出力を出し、第2波以降の土石流の発生を知らせます。
断面形状の変化率によって大規模、中規模、小規模のレベル出力も出ますので、その後の対応を分けることができます。